OKAMOTOYA

商社とは、幅広い商品・素材などを取り扱い商品を売買する事で商業を営む会社の事を言います。
「商社」の特徴としては、物流機能を担わず仕入れなどの商流機能のみを担うという点が挙げられ、「専門商社」と「総合商社」の2種類に大別されます。
このうち「専門商社」は、特定の分野の商品やサービスを扱う会社を指し、「総合商社」は幅広い分野の商品・サービスを扱う会社を指しています。特に総合商社は日本特有の形態とされ、海外においても「Sogo shosha」と呼ばれています。

オカモトヤは、専門商社としてオフィスで使う商材を中心に営んできました。

オカモトヤは代々、同族企業（血縁で商売や会社を経営する事）商売を営んできました。
先代は当初、神田小川町で写真館を経営していましたが、時代の流れと共に活動写真（映像・動画）が写真界に入ってきました。
活動写真は水物であまり商売が安定しないと考えた先代は、後世に残せるような事業に転換したいと探していたそうです。
ご縁があり、虎ノ門にある岡本洋行という会社があり、事業と従業員を12円で売買に出ていたのを見つけ居ぬきで事業譲渡した事から歴史はスタートします
これが1912年、年号でいうと明治４５年（大正と明治が入れ替わる年）6月2日の事です。
依頼、6月2日は創立記念日とし毎年会社で商売繁盛の神様最上稲荷を祈願し御祭りを実施しています。

110年に渡る歴史の中で、数々の難局がありました。
1923年の関東大震災。1939年ー1945年までの6年に渡る第二次世界大戦。
戦争の間は、2代目社長である鈴木和男は学生社長として仕事に従事し、戦地にも赴きました。
無事帰還し、戦後の日本の復興・高度経済成長期に文具業界と会社を反映させてくれました。
1987年には、3代目社長鈴木眞一郎が社長に就任。
新しい物流の流れに乗り、同業7社で物流会社を設立し、業務の効率化とお客様に早く正確にものを届ける仕組みを作りました。
また、基幹システムを構築し業務を一貫してシステム内で管理する事にも健闘しました。会社の安定を構築してくれました。